MOLwebinar0702
 印刷 2021年06月09日デイリー版2面

常石造船、設計業務 クラウド導入。品質向上・作業時間削減へ

 常石造船(広島県福山市)は8日、設計業務でドリーム・アーツの業務デジタル化クラウドサービス「SmartDB」(スマートDB)の本格利用を7日から開始したと発表した。設計品質の一層の向上と年間1万3000時間の作業時間削減を見込んでおり、リソースをコア業務へ集約することで顧客への付加価値向上へつなげる狙い。

 スマートDBは、ドリーム・アーツが提供する業務デジタル化クラウド。常石造船はワークフローシステムから業務アプリ作成システムまで、さまざまなシステムを調査した結果、出図の仕様検討のやりとりから図面管理までを一気通貫でデジタル化できる点を評価し、同サービスを採用した。

 従来は部分最適が残り、タスク進捗(しんちょく)の管理不備や誤操作によるデータ消失などが発生していたが、クラウドサービスのワークフロー機能によりタスク進捗が即座に確認可能となり、納期順守への効果が期待される。

 また、登録データは緻密に権限管理され、最新データの参照や検索機能によるデータの即時発見が可能となった。

 常石造船では、スマートDBの導入に関して十分な検証作業を進めた上で導入効果を試算しており、サブ業務の作業時間削減目標を年間1万3000時間としている。

 同社設計本部機電設計部の小林裕部長は「これはデジタル活用を進める上での第一歩にすぎない。引き続き、当社と共に業務変革を推進する協創パートナーとして、ドリーム・アーツの持つ業務デジタル化ノウハウに期待している」とコメントした。