MOLwebinar0702
 印刷 2021年06月07日デイリー版3面

マースク、顧客の脱炭素化を支援。CO2量測定ツール提供

 マースクは3日、新しいデジタルツールのサービスとして、顧客のサプライチェーン全体で排出されるCO2(二酸化炭素)を測定できる「排出量ダッシュボード」の提供を開始したと発表した。これは、顧客が自社製品などの輸送にどれだけCO2が排出されているか分析するデジタルツール。CO2削減が企業にとっても大きな課題になるなか、こうした分析ツールを提供することで、顧客の脱炭素化を支援していく。

 マースクの排出量ダッシュボードは、顧客のサプライチェーン全体のCO2排出量を測定し、表示できるもの。一つの輸送モードだけでなく、ドア・ツー・ドア全体の排出量を測定できる。船舶やトラック、鉄道、航空機など輸送モードごとの排出量を算出することで、サプライチェーンのCO2を可視化することが可能となる。

 マースクの排出量ダッシュボードは、CO2排出量算定方法で世界標準化の先頭を走っているGLECフレームワークスの規格に準拠したソフトウエアを使用している。

 既にマースクの顧客10社がこの排出量ダッシュボードを試験的に利用。この結果をマースクにフィードバックし、今回の本格的な提供開始の助けになったとしている。