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 印刷 2021年04月19日デイリー版2面

スエズ座礁事故】運河庁、船員2人帰国容認。差し押さえ船から

 スエズ運河での座礁事故に伴い現地で差し押さえ措置を受けている大型コンテナ船「Ever Given」を巡り、スエズ運河庁(SCA)は16日、同船の船員2人の帰国を容認したと発表した。帰国理由は「個人的な緊急の事情」としている。事故発生時、同船にはインド人船員25人が乗船していた。

 SCAのオサマ・ラビー長官は「Ever Given」について「調査は現在も継続中であり、債務者と保険会社との交渉を行い、全ての当事者が納得できる合意を目指している」と述べている。

 「Ever Given」は3月23日にスエズ運河で座礁し、同29日に離礁。SCAは船主に対して離礁の成功報酬や風評被害の賠償など計9億1600万ドル(約998億円)を請求し、13日にエジプト当局が同船を差し押さえた。