海事アカデミア2021 残席僅か
 印刷 2021年04月05日デイリー版2面

海技教育機構、小樽海技短大が開校。JMETS初の航海科専門

来年度からの小樽海技短大校舎
来年度からの小樽海技短大校舎

 海技教育機構(JMETS)は2日、高校卒業者以上を対象にした航海科専門の国立小樽海上技術短期大学校(北海道小樽市、2年制)が1日に開校したと発表した。同校は、中学卒業者以上を対象とした小樽海上技術学校(3年制)から移行する形で発足。航海科専門の短期大学校はJMETSで初めてで、7日には第1期生40人の入学式が行われる。

 小樽海技学校は、在籍する3年生が乗船実習科を修了する2022年9月まで存続する。小樽海技短大の校舎は旧北海道立小樽商業高校の校舎を使う予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で同校舎の改修工事が遅延。そのため、今年度は現在の小樽海技学校の校舎を使い、来年度に完全移転する。

 小樽校の短大への移行については、17年に策定された国の「内航未来創造プラン」で船員の安定的・効果的な確保・育成を図る必要があるとし、海技学校から海技短大へ移行することも求められたことを受けた対応。

 JMETSでは小樽市などとの間で学校の存続問題などを協議する中、小樽市側から19年度いっぱいで閉校になった旧小樽商業高校校舎の借用の提案を受け、同校舎に移転。航海科に特化した海技大学校へと生まれ変わることになった。