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 印刷 2021年01月19日デイリー版3面

独ゼンダー、シリーズD1.6億ドル調達。欧州陸送をデジタル化

 独陸送デジタルフォワーダーのゼンダーは14日、シリーズDの資金調達として1・6億ドル(約166億円)を調達したと発表した。同社はそのうち、1億ドルを技術開発に投資。200人規模の技術担当チームを拡充し、道路貨物輸送の自動化、デジタル化、最適化、脱炭素化を進める。今回の資金調達により、同社の累計調達額は2・6億ドルに達した。

 欧州の物流・貨物輸送の市場規模は4270億ドルと推定されている。ゼンダーは今年、トラック100万台分以上の取扱量を目指し、市場のデジタル化に取り組む。

 ゼンダー企業価値の評価額は10億ドル以上だという。米ベンチャーキャピタル(VC)のアクセル、欧州VCのレイクスター、スカニアのコーポレートベンチャーキャピタルなどが出資しているほか、スカニア、シーメンスと協業関係にある。

 ゼンダーは2015年に創業した。FTL(貸し切り輸送)を中心に荷主とトラック事業者を仲介。欧州で1万台以上のトラックを管理し、大手荷主20社以上にサービスを提供している。従業員数は800人。

 昨年はフランスの競合イブロードと統合し、配車アプリ大手のウーバーから欧州での貨物事業(ウーバーフレイト)を買収。イタリア最大の陸上物流会社でもあるイタリア郵便とは、合弁会社を運営している。