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 印刷 2021年01月13日デイリー版2面

バルチラ、デジタルソリューション、ウルトラシップのLPG船隊に採用

FOSが導入されるウルトラシップのLPG船(バルチラHPより)
FOSが導入されるウルトラシップのLPG船(バルチラHPより)

 欧州舶用メーカーのバルチラは11日、デジタル技術を活用した事業を展開するバルチラボヤージュの船舶管理ツール「フリート・オペレーション・ソリューション」(FOS)が、デンマーク船社ウルトラシップのLPG(液化石油ガス)船18隻に採用されたと発表した。契約は2020年第4四半期(10―12月)に締結。21年の第1四半期(1―3月)と第2四半期(4―6月)に順次納入を予定する。

 バルチラボヤージュはFOSを提供する契約の一環として、ECDIS(電子海図表示装置)に海図配信サービスや気象ルート最適化ソフトを組み入れてアップグレードする。

 同社は、乗組員が最適なルートを選択することをサポートし、FOSを導入することで航海計画の立案、トラッキング、リポート作成などの効率性が大幅に向上するとしている。

 バルチラのFOSは、船舶の航路と速度を自動的に最適化することで安全性を高めながらコストを削減するソリューションで、最新の航海データを船上と陸上双方に提供する。

 同ソリューションはクラウドコンピューティング、機械学習、データ分析、モバイルアプリケーションなどを駆使して、船舶のプランニングステーションとECDISを統合。船舶、管理者、オペレーター、港を効率的に結び付ける独自のプラットフォームとなっている。

 提供される多くのサービスの中には、リモートECDIS診断サポートや、最適なルートと速度選択による燃料費の節約などが含まれている。