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 印刷 2020年11月30日デイリー版2面

国際海運4団体、船員交代に理解を。アマゾンのベゾスCEOに書簡

 各国の船主協会が加盟する国際海運会議所(ICS)など国際海運4団体は、船員の円滑な交代を促し、海上物流を途切れさせないため、米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)に25日付で書簡を送付した。

 同書簡は、小売店などで大規模なセールが行われる11月下旬のブラックフライデーとサイバーマンデーに合わせてベゾス氏に送られた。

 海運団体は書簡の中で「国際トレードの90%は海上輸送が担っている。海上輸送が滞れば、ブラックフライデーなどの大規模なイベントも開催できなくなる」と指摘。

 その上で、「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための出入国制限などにより、40万人以上の船員が交代できない状況にある」と船員の窮状に理解を求めている。

 そして、「船員は自分を犠牲にして世界経済を支えている」とし、世界で最も影響力のある一人であるベゾス氏に、「船員がキーワーカーであることをあらためて周知することに力を貸してほしい」と呼び掛けた。

 ICS、BIMCO(ボルチック国際海運協議会)、インターカーゴ(国際乾貨物船主協会)、インタータンコ(国際独立タンカー船主協会)の4者が連名で提出した。