印刷 2020年10月05日デイリー版6面

イノカ、モーリシャスの環境回復に参加、移送技術を活用

 東京大学発のベンチャー企業のイノカ(東京都港区)は9月30日、商船三井と共同でモーリシャスの環境回復などに取り組むと発表した。

 イノカはサンゴ礁をはじめとした水生生態系を、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)技術を駆使して都市部に人工的に再現する「環境移送技術」の研究開発を行っている。

 今回はイノカが持つサンゴ礁への知見を生かし、世界的に減少を続けているサンゴを保護し残していくことで地域に貢献していく考えだ。

 イノカは、商船三井が主導するモーリシャスの「自然環境保護・回復プロジェクト」に参画。イノカのメンバーも現地を視察する予定だ。

 同プロジェクトの一環として実施される「サンゴ礁回復プロジェクト」には、アドバイザリーとして協力。大学や研究機関などとも連携し、現地NGO(非政府組織)と共同で環境回復を目指す。

 2019年に創業したイノカは、国内最高峰の生態系エンジニアとAI・IoTエンジニアを中心に、生態系の理解と再現の研究開発と社会実装を推進している。