MariTech Webinar Japan 2020 <日英同時配信>
 印刷 2020年09月30日デイリー版3面

デロイトトーマツ、HSコード検索エンジン提供。輸出入・FTA活用を支援

 監査法人大手デロイトトーマツグループのデロイトトーマツ税理士法人は23日、HSコード(輸出入品目統計番号)の特定をサポートするクラウドベースの検索エンジン「Trade Search」(トレードサーチ)の提供を年内に開始すると発表した。多岐にわたるHSコードの分類を容易にし、利用者の輸出入業務やFTA(自由貿易協定)活用を支援する。

 トレードサーチはFTAの戦略的活用を支援する「Trade Compass 」、HSコードをAI(人工知能)を活用して効率的に分類・管理する「Trade Classifier」に続く、通関業・製造業向けの貿易関連デジタルツール第3弾。通関手続きやFTAでの原産性判定に必要なHSコード採番を正確、効率的に行うためのさまざまな機能を有する。分類したいアイテムと、関税率表解説や事前教示など分類の決め手となるデータソースを効率的に結びつけ、利用者の正確な分類を支援する。

 輸出入業務では、EPA(経済連携協定)・FTAの広がりなどを背景に、分類件数が急増している。また、各国税関では審査・検査選定にAIなど先端技術の積極的な導入を予定し、品目分類の正確性向上が貿易に携わる企業にとって急務になっている。さらに新型コロナウイルス感染拡大を背景に、在宅勤務に適した体制整備も求められている。

■11月から無料トライアル

 トレードサーチは各税関のウェブサイトに分散したデータソースを、単一データベース内で一括検索するクラウドベースの検索エンジンとして、輸出入業務に関する課題解決を支援する。

 検索機能ではシンプルな語句検索だけでなく、類義語表示や、検索語句を多く含むデータソースの優先的な結果表示などランキング・ソート機能も備える。HSコードの特定に必要な最新データソースを搭載。画像データも格納している。

 11月から無料トライアルの提供を開始予定。利用希望者は同社ウェブサイトのフォーム(https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/tax/solutions/int/trade-search.html)から申し込める。