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 印刷 2020年09月16日デイリー版3面

新型コロナ】港湾労働者・船員、感染情報 迅速に共有。港湾局・海事局、関係団体に要請

 国土交通省港湾局・海事局は14日、港湾運送、海運関係の業界団体に対し、港湾労働者や船員が新型コロナウイルス感染症に感染した際に、迅速な情報共有を求める要請を行った。感染拡大を防止する観点から、港湾、船員双方から感染者が出た場合、必要な情報を速やかに共有することを求めた。

 情報共有に際しては、船社または船舶代理店は船員の感染が判明した場合、 1.船員発症の2日前以降に船舶に乗り込み業務に従事した関係者 2.船舶外で船員(濃厚接触者の船員を含む)と接触した可能性がある関係者 3.今後当該船舶で作業に従事する予定の関係者―に対し、感染者・濃厚接触者個人が特定されない形で、 1.船舶名 2.船員の感染が判明した旨 3.発症日 4.確定診断日 5.寄港港湾名 6.寄港日 7.荷役日―の各情報を共有するよう求めた。

 また、確定診断前であっても、発熱や味覚異常などのある船員が生じた場合には、港湾労働者への感染拡大防止(当該船員の隔離・下船、他の船員のマスク着用など)に万全を期すとともに、港運関係者に感染防止対策の徹底を要請することも求めた。

 船社・船舶代理店から情報共有を受けた元請け港運事業者は、当該船舶で作業に従事する専業(作業会社)や港運関連事業者と速やかに情報共有を行い、専業・関連は港湾労働者に対し正しいマスクの着用や手洗い、対人距離の確保など、今年5月に策定した港運向け感染拡大防止ガイドラインを踏まえた対策の一層の徹底を求めた。

 逆に、港湾労働者の側で感染者が出た場合には、船社、元請け港運事業者、ターミナル、物流施設、福利厚生施設などの関係者に対し、発症日や荷役作業を行った船舶、施設名などの諸情報を共有することを求めている。