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 印刷 2020年09月11日デイリー版2面

栗田・国交次官、就任会見。とん税など拡充 意欲

会見する栗田氏
会見する栗田氏

 栗田卓也国土交通事務次官は9日に開いた専門紙向けの就任会見で、頻発化・激甚化する自然災害などに対応するため、「危機管理としての役割をしっかりと果たしていく」と強調した。港湾政策については、国際基幹航路の維持・拡充やAI(人工知能)ターミナルなどの施策を進めていく考えを示した。56年ぶりに改正された国際コンテナ戦略港湾に係るとん税・特別とん税や、内航フェリー・RORO船の活性化に向けた支援策については「拡充していきたい」と意気込んだ。

 自然災害などの対応については「われわれの組織は大きな役割を担っており、国民生活に直結している。危機管理としての役割をしっかりと果たすため、平時から緊張感を持って業務に取り組んでいく」と話した。

 国際コンテナ戦略港湾政策では、欧州航路の週3便の維持・拡大を図るほか、AIターミナルの実現、港湾関連データの整備を進めるとした。

 コロナ禍での海上物流については「日本企業からは、他国での積み替えによる遅延リスクを感じている中、日本からの国際基幹航路の直航サービスはこれまで以上にメリットを感じるとの声を聞いている」と、国際基幹航路の必要性を訴えた。