船員支援キャンペーン第2弾
 印刷 2020年07月15日デイリー版3面

HHLA、荷役生産性向上へ機械学習。CTのITシステムに導入

 独コンテナターミナル(CT)運営最大手、HHLAは10日、ハンブルク港の荷役生産性向上へ、機械学習を導入したソリューションを開発したと発表した。アルテンヴェルダー(CTA)、ブシャードカイ(CTB)の両CTのITシステムへの試験導入は既に完了したという。

 HHLAのアンジェラ・ティツレース会長が、このほど上海市政府が主催した世界人工知能大会(WAIC)のオンラインカンファレンスで発表した。ティツレース会長はスピーチで「先進的なデジタル化への取り組みがロジスティクス、港湾業界を変革している。機械学習は港湾の生産性や、処理能力を大幅に向上する機会を与えてくれるだろう」と語った。

 特に自動保管エリアが導入されたCTAの生産性は、機械学習に基づく予測が有効と見ている。コンテナのピックアップ時間を正確に予測し、ヤード内での再荷役を削減することで滞留時間を短縮、荷役作業を最適化できる。

 在来型のヤード荷役が行われるCTBでも同様のソリューションを導入。機械学習によりコンテナを積み降ろすアロケーションを最適化するほか、過去のデータに基づき、トラックや鉄道、内航船などコンテナが次に接続する輸送モードの予測精度も向上する。