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 印刷 2020年07月13日デイリー版2面

MariTech 海事未来図】e5ラボ、海上高速通信で実証試験。ソフトバンクなど9社

MariTech(2)
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 商船三井、旭タンカーなどが出資し、ゼロエミッションの電気推進船の開発・普及促進を目指す「e5ラボ」(本社・東京都千代田区)は10日、海上高速衛星通信の実証試験を実施したと発表した。同社はソフトバンクと共同で既存通信衛星や次世代通信衛星を利用した海上ブロードバンドサービス提供に向け検討を進める中、今回既存高速通信衛星を利用した通信試験を行った。ソフトバンクのほか、同試験に賛同した舶用機器メーカーなど計9社が参加。試験結果を踏まえ、海上ブロードバンドサービスの商用化と普及に向け、さらに共同検討を進める。

 試験は、今年2月に旭タンカーの内航船を利用し、日本沿海・四国沖海上で実施した。最大実効速度毎秒10メガビットの高速データ通信環境を構築し、船上で使える医療アプリケーションや参加企業の自社製品などに関する本船・機器データ取得や、運転情報を陸上からリアルタイムで監視・制御できることを確認した。

 さらに、陸上に送信された大容量データを解析することで、関連機器などが通信を利用して新しい運用ができることも把握した。

 e5ラボでは、ユーチューブチャンネル「e5project公式YouTubeチャンネル」で、参考動画を配信している。