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 印刷 2020年07月10日デイリー版2面

MariTech 海事未来図】ユニフィーダー、デジタルツインで運航効率化。W4S製品採用

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 欧州域内フィーダー輸送大手ユニフィーダーは1日、海事産業向けにデジタルソリューションを提供するデンマークのベンチャー企業ウィー4シー(W4S)の製品を採用し、運航効率化を図ると発表した。仮想空間上に現実と同じ環境を構築する「デジタルツイン」技術をベースに、運航船舶のパフォーマンスを管理。燃油消費量などを大幅に削減するのが狙いだ。

 W4Sはデジタルツイン技術により、実際の船舶と同じ技術的特徴を持つ船舶を仮想空間上に再現。航海速度、気象などの条件を補完し、収集した膨大なデータを管理可能な情報に変換する。船舶に追加機器などを搭載する必要はないため、オペレーター(運航船社)にとっては採用しやすいソリューションとなっている。

 W4S共同創業者のダン・フィーンCEO(最高経営責任者)は「リアルタイムでのモニタリングは燃費効率改善の第一歩だ。ユニフィーダー船隊の燃料消費最適化は財務を改善するだけでなく、CO2(二酸化炭素)、SOX(硫黄酸化物)排出削減にもつながる」とコメントする。