船員支援キャンペーン第2弾
 印刷 2020年07月09日デイリー版3面

COSCO、アリババと戦略的提携。国際物流のデジタル化へ

 中国最大の海運企業グループCOSCOは6日、中国EC(電子商取引)最大手アリババ集団、アリババ傘下の金融サービス企業アント・フィナンシャルグループ(旧アリペイ)と戦略的提携を締結したと発表した。海上輸送でのブロックチェーン(分散型台帳)技術導入など、国際物流のデジタル化促進で協力していく。

 COSCOとアントグループは今後、中国内物流でのブックチェーン適用に関する調査、実際の導入を共同推進する。また、海運・港湾、金融などの分野でも、ブロックチェーン技術をベースとしてデータの相互接続・標準化、上流から下流までをつなぐ情報プラットフォーム構築、業務・文書のデジタル化などを進める。

 COSCOグループの許立榮会長は「ブロックチェーンやIoT(モノのインターネット)、5G(第5世代移動通信システム)、その他のテクノロジーを活用し、関係者との協力を深め、海運業界の上流から下流までの貨物・情報の流れをシームレスに統合していく」とコメントした。

 アントグループはトレーサビリティー(履歴管理)やサプライチェーンファイナンス、資産証券化、電子請求書など50以上のプロジェクトで、ブロックチェーンを商業利用しているという。ロジスティクスとブロックチェーンを連携させることで、貿易に関わる多数の関係者を連携させ、グローバルロジスティクスのデジタル化を加速させる。