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 印刷 2020年05月25日デイリー版2面

大宇造船海洋、FSRU1基受注。中米船主から3.3億ドル

 韓国造船大手の大宇造船海洋は21日、超大型のFSRU(浮体式LNG〈液化天然ガス〉貯蔵・再ガス化設備)1基を受注したと証券取引所に告示した。発注者は中米地域船主としており、詳細は明らかにしていない。受注額は4106億ウォン(約3億3000万ドル)。2023年6月末までに引き渡す。

 契約締結日は今月20日で、契約は最終投資決定(FID)後に有効になる。大宇はFIDがなされない場合、中米地域船主がFSRUの建造に関する費用を補償することで合意したとしている。

 大宇は先月に成約がなく、1-4月の受注高は前年同期比84%減の3億8000万ドルと落ち込んでいた。

 同期の受注隻数は10隻減の3隻にとどまり、船種別内訳はシャトルタンカー2隻、VLCC(大型原油タンカー)1隻となっていた。

 一方、大宇はFSRU関連では今年2月、商船三井との間で2件の共同開発に合意している。

 一つは、FSRU向けの環境新技術「再ガス冷熱発電」。同技術はこれまで海中に排出していたLNG冷熱を、温度差を発電エネルギーに変換するシステムを通じて利用可能とするもの。

 もう一つが、FSRUを対象とするICT(情報通信技術)を活用した船舶管理強化システム。

 FSRUから詳細な貨物・機器データなどを収集し、クラウド上に保管。その上で、高度な操業モニタリングや機器の運転最適化に資するアプリケーションを開発する。