印刷 2019年11月12日デイリー版2面

尾道船主・安保商店、「3つの輪」大事に。都内で創立60周年パーティー

あいさつする安保社長
あいさつする安保社長

 船主業を営む安保商店(本社・広島県尾道市)は8日、東京都内のホテルで創立60周年記念パーティーを開いた。式典は、子どものための民間の国際援助団体(NGO)セーブ・ザ・チルドレンの日本パートナー組織、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのチャリティーとして企画。冒頭ではバイオリニストの川井郁子さん、ピアニストの塩入俊哉さんによるコンサートが行われた。

 開会に先立ちあいさつした安保雅文社長は「当社は60年前の高度経済成長の真っただ中、両親によって設立された。その間、プラザ合意、リーマン・ショックといった大きな出来事があり、順風満帆ではなかったが、多くの支援により今日まで存続することができた」と述べた。

 また、40年前にデザインされた同社のロゴについて触れ、「ロゴに小文字のaboを使用したのは船の形をモチーフにしたのと、3つの輪(和)ができるためだ。安保家の輪、社員の輪、取引先との輪の3つの輪を大事にすることをモットーにしている。これは企業理念である『TRUST is our TREASURE-信頼がわれわれの財産』という言葉にもつながっている」と説明。

 「お互いが信頼できる関係を築くことが、企業の存続と繁栄につながると考えている。世代交代の時期を迎え、次世代の安保商店のスタッフともども発展に尽力したい」と力を込めた。

 その後、三井住友信託銀行の尾中浩一常務執行役員による来賓あいさつと乾杯の音頭で懇談に移った。

 懇談では、社史について安保社長が紹介したほか、安保大輔取締役によるシンガポールから本社への着任の報告、結婚と出産のお披露目があった。

 歓談後の中締めのあいさつは、和田連取締役COO(最高執行責任者)が述べた。

 式典には関係者や社員を含む約200人が集まり、盛大に行われた。