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 印刷 2019年08月14日デイリー版3面

SBSHD/1―6月期:物流、既存事業も増益。鎌田社長「提案営業が加速」

 SBSホールディングス(HD)の2019年1-6月期物流セグメント業績は、SBSリコーロジスティクス(SRL)買収効果を除いた既存事業でも前年同期比が増収増益だった。特に3PL(物流一括受託)事業が堅調だった。鎌田正彦社長は9日、本社で開催した決算説明会で、「現場の力がついてきた。倉庫開発と3PLを組み合わせた提案営業が加速している。いったん撤退した顧客からの再受託もあった」と説明した。

 SBSグループは昨年8月、SRL(当時のリコーロジスティクス)を連結子会社化した。SRL買収効果を除いた、1-6月期物流セグメント業績は売上高が11%増の802億円、営業利益が18%増の19億円。

 特に3PL事業を担うSBSロジコムで拠点拡大、オペレーションの改善が進み、増収増益に大きく貢献したという。低温物流を担うSBSフレックは大口顧客への値上げが一巡し、前年同期並みの実績だった。

 SRLを含む物流拠点整備では、9月に福岡、10月に名古屋大高でそれぞれ賃借施設が稼働。2拠点合計で約2万7000平方メートル増床する。

 決定済みの計画に加え、中部地区で約11万5000平方メートルの倉庫新設の検討を開始。土地は手当て済みという。

 この中部施設を加え、SBSグループとしては23年までに約52万平方メートルを増床する予定だ。

 SRLとのPMI(買収後の実際の統合作業)では、SRL本社機能を、SBSグループ本社に6月移転し、協働を推進。国際輸送関連ではドレー(横持ち車両)の相互活用に加え、SRLの海上・航空フォワーディングをSBSグループの顧客にも提供している。

 海外事業では、SRLがSBSグループのタイ法人を活用し、リコーのタイ工場関連物流を獲得するなど成果が出ているという。

 鎌田社長は「SBSロジコムはグループ入り後約10年で、営業利益率が3倍になった。SRLも同様に営業力を強化できる」として、さらに連携を強化する方針を示した。