2019 日本コンテナ航路一覧
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 印刷 2019年08月13日デイリー版3面

五輪・混雑対策/長期蔵置コンテナが焦点。東京都・国交省、連絡協議会で双方確認

 東京都と国土交通省が8日開催した、東京五輪に向けた円滑な港湾物流の確保について検討する連絡協議会では、東京港混雑の主要因となっている長期蔵置コンテナへの対応が必要との認識を両者で確認した。コンテナターミナル(CT)、オフドックバンプールの早朝・夜間ゲートオープン時間拡大や、ストックヤード(オンシャーシコンテナの一時留置場)の増設とともに、実効性を有する対策の一つとして認識された形だ。

 同港ではこれまでも、年末年始の繁忙期などを中心に、蔵置能力が低いストラドルキャリア荷役方式の公共CTを念頭に実入り輸入コンテナの早期引き取りを都・東京港埠頭会社が要請してきた。輸出コンテナに比べコンテナヤード内の蔵置期間が長い輸入コンテナは、荷主企業が港湾を倉庫代わりと見なし長期蔵置させているケースがあり、CTの荷役処理能力低下を招いている。

 こうした長期蔵置コンテナへの対策をどう強化していくかが、五輪対策だけでなく東京港の交通問題解決に向けた焦点の一つとなる。