2019 日本コンテナ航路一覧
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 印刷 2019年08月13日デイリー版2面

世界のコンテナ港取扱量/19年は2.5%増に。年初予想から下方修正

 2019年の世界のコンテナ港の取扱量は、前年比2・5%のプラス成長になる見通しだ。仏調査会社アルファライナーがまとめた。今年1月時点では3・5%の伸びを予想していた。米中貿易摩擦による混乱や中近東などの地政学的リスクに加え、世界のGDP(国内総生産)伸び率も弱含みとなっていることが下方修正の理由という。

 19年4-6月の世界のコンテナ港の取扱量は、推定で前年同期比2・8%増を見込む。1-3月の2・7%増に比べ若干上昇した。ただ、19年下半期(7-12月)は減速し、通年では2・5%増に落ち着く見通し。

 IMF(国際通貨基金)は7月19日付で世界経済の成長率を19年は3・2%、20年は3・5%に修正した。4月時点の見通しに比べ、いずれも0・1ポイントの下方修正。これに合わせてコンテナ港の取扱量も調整した。

 1990年以降、世界のコンテナ荷動きは経済成長に合わせて拡大しており、GDPの伸び率の3倍が荷動き増加率というのが定説だった。しかし、リーマン・ショック(08年)以降のコンテナ荷動きの伸び率は3倍を下回る水準で推移し、19年については1桁前半にとどまる見通しだ。