2019 日本コンテナ航路一覧
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 印刷 2019年08月07日デイリー版5面

探訪地方港】高知港/21年度「100回寄港」目標に

高知城観光を楽しむ乗船客ら
高知城観光を楽しむ乗船客ら
大きな旗をなびかせ入港を歓迎
大きな旗をなびかせ入港を歓迎

 クルーズ船の誘致を進める高知県。2017年(1-12月)の寄港回数は42回で、全国のクルーズ船受け入れ港130港中16位だった。県では21年度に寄港回数100回を目標に掲げ、おもてなし水準の向上を図る。

 年度別の寄港回数は、17年度が40回。足元では中国でのクルーズブームに一服感が生じているものの、18年度は34回を確保、19年度も予約ベースで35回を予定する。

 県は寄港拡大に取り組む中、サービス水準向上を目指し客船ターミナルを整備、19年2月末に施設が完成した。これにより乗下船に伴う時間の短縮が実現、高速道路整備との相乗効果で立ち寄り地の増加への期待も高まっている。

 以前も県東の室戸世界ジオパークセンター(室戸市)までクルーズ船のオプショナルツアー設定が可能だったが、ターミナルでの時間短縮でさらに凝ったツアーも見込める。また、全長約810キロメートルの高規格道路で四国4県を結ぶ「四国8の字ネットワーク」の整備も進む。

 県の調べでは、外国客船オプショナルツアーの行き先は9割超が高知市内に集中しているが、県内を見渡せば自然や歴史、食を楽しめる場所は数多い。港の機能向上と高規格道路整備、観光地の魅力向上の三位一体の取り組みで、県内全域の観光振興につなげる。