2019 日本コンテナ航路一覧
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 印刷 2019年07月19日デイリー版2面

VLCC市況/中東―極東1.2―1.3万ドル。前週比3割下落

 VLCC(大型原油タンカー)市況が軟化している。17日付のマーケットリポートによると、中東-極東航路の市況水準はWS(ワールドスケール)42、用船料換算で約1万2000-1万3000ドルと前週から約3割値を下げた。今年に入ってからのスクラップ(解撤)も4隻と振るわず、積み地(中東)での船腹供給過剰が続く。

 市場関係者は「リポートには報告されなかったが、中国国有系商社ユニペックが中東-中国で新鋭27万重量トン級VLCC2隻を足元の市況水準以下で成約したとの話も聞く。事実であれば、軟化基調が一層強まる」と指摘。

 現状4隻にとどまっている今年の解撤については、「2020年からのSOX(硫黄酸化物)排出規制強化を控え、適合燃料油の原料などの洋上備蓄(ストレージ)の需要も見込まれることから、例年より鈍化する」と見通す。