2019 日本コンテナ航路一覧
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 印刷 2019年07月18日デイリー版2面

日揮/船舶燃料向け基本設計受注。中東LNGプラント対象

 国内プラント最大手の日揮は17日、仏石油大手トタルがオマーン北部に新設する船舶燃料向けLNG(液化天然ガス)プラントの基本設計を受注したと発表した。同プラントは年間約100万トンの生産を計画しており、「舶用燃料用LNGプラントとしては世界最大規模」(日揮広報担当者)になる。稼働時期は明らかにしていない。

 今回のLNGプラントは、トタルの100%子会社トタルE&Pオマーンディベロップメントがオマーン石油会社と共同で計画。首都マスカットの西約200キロメートルに位置するソハール港背後地に建設する。SOX(硫黄酸化物)排出規制の強化を2020年に控え、需要拡大が見込まれる舶用燃料用LNGを生産する。日揮は同プラントを運用するトタルE&Pオマーンディベロップメントと契約した。

 日揮が舶用燃料用のLNGプラントの基本設計を受注するのは初めて。同社は「SOX規制発効に伴い舶用燃料用LNGの需要が世界的に高まるとされる中、その生産のための中小型LNGプラントの建設に向けた営業活動を積極的に展開していく」考え。

 今回の基本設計は、仏テクニップ、米マクダーモットとの3社競合の結果、日揮が受注した。今後、プラントの資材調達や建設を担うEPC(設計・調達・建設)コントラクター(請負業者)が選定される。