2019 日本コンテナ航路一覧
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 印刷 2019年07月18日デイリー版4面

NCA/デカルトのACAS採用。セキュリティー、米規制強化に対応

 日本貨物航空(NCA)はこのほど、米国が求める航空貨物の輸入に際しての高度セキュリティー規制要件を満たす目的で、カナダの物流IT大手デカルトシステムズグループの「デカルト・エアカーゴ・アドバンス・スクリーニング」(デカルトACAS)ソリューションを採用した。手作業での入力が必要なくなり、データの正確性と適時性が向上する。

 デカルトシステムズジャパンが7日発表した。

 米国の航空貨物事前審査(ACAS)は、安全性を高め、貨物の視認性を確保するための同国税関国境警備局(CBP)と運輸保安局(TSA)の共同プログラム。外国の空港で貨物を積み込む前に、データを提出する必要がある。2018年6月12日に米国政府が航空貨物のセキュリティー強化を目的に施行、航空運送業者とフォワーダーに義務付けられた。

 ACASは12カ月間の猶予期間を経て、19年6月12日から本格的な運用に入った。

 デカルトACASソリューションでは、デカルト・グローバル・ロジスティクス・ネットワークを使用し、手作業をせずに直接マスターエアウエービル(航空運送状)とハウスエアウエービルの情報をCBPに送信するため、データの正確性と適時性が向上する。

 NCAの佐高圭太専務取締役は「ACASなどの規制の順守は、顧客とNCAにとって安全で確実な運用を確保するために不可欠。デカルトシステムズグループは、NCAや航空貨物業界に税関やセキュリティー申告の強力な技術を提供してきた歴史を持ち、同ソリューションはデータ収集や提出要件を満たすために実証済みだ。信頼性があり、費用対効果も高い」とコメントした。