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 印刷 2019年07月12日デイリー版1面

川崎汽船/北陸電に91型石炭船。新造船、長期契約

竣工した「コロナ・ダイナミック」
竣工した「コロナ・ダイナミック」

 川崎汽船は11日、大島造船所で9万1000重量トン型石炭船「コロナ・ダイナミック」が竣工したと発表した。北陸電力との長期輸送契約に投入する。川崎汽船は安定収益基盤の強化を見込む。

 新造船は、プロペラ周りの水流を最適化する付加物「アドバンスド・フリッパー・フィン」や「ラダーフィン」を採用し燃費効率を改善。バラスト水処理装置も搭載し、海洋生態系の保護も図るなど、最新鋭の環境技術を導入している。

 川崎汽船が造船所と開発したポストパナマックス型の「コロナシリーズ」は、国内電力向けの電力炭輸送に最適な幅広浅喫水型の石炭船。

 同社の電力炭船隊はコロナシリーズを軸に、2019年3月末時点で24隻。

 中長期契約を拡充し安定収益体制の維持・拡大を図るとともに、運航効率の向上に取り組み市況変動の影響を受けにくい体制を構築。19年度の運航規模に対するエクスポージャー率は27%にとどめている。

 「コロナ・ダイナミック」の主要目は、全長234・99メートル、型幅43メートル、型深18・40メートル、満載喫水12・885メートル。載貨重量トン数は9万1881重量トン。