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 印刷 2019年07月12日デイリー版2面

サムスン重/スエズマックスタンカー2隻受注。パナマ船主から、計1467億ウォン

 サムスン重工業は11日、パナマ船主からスエズマックスタンカー2隻を受注したと発表した。船価は計1467億ウォン(1億2500万ドル、1ドル=1171ウォン)。納期は2021年3月となっている。年初以来の新造船受注高は33億ドルで、今年の受注目標78億ドルのうち42%を達成している。船種ではLNG(液化天然ガス)船10隻、タンカー4隻、特殊船1隻、FPSO(浮体式石油生産・貯蔵・積み出し設備)1隻の計16隻を成約している。

 同社が今回受注したタンカーはバラスト水処理システム(BWMS)と、NOX(窒素酸化物)排出量を削減するSCR(選択的触媒還元法)システムを搭載し、IMO(国際海事機関)による環境規制に対応している。

 また、サムスン重工が開発した次世代スマートシップシステム「SVESSEL」を採用。陸上と船上で連携し、燃料節約の最適ルートを計画することで効率的な運航を実現するだけでなく、船体や機器の状況をリアルタイムでモニタリングすることで、故障の予防診断も可能にする。

 サムスン重工は今年6月、LNG焚(だ)きのVLCC(大型原油タンカー)を開発。英国船級協会ロイド・レジスター(LR)から基本承認(AiP)を取得するなど、新造タンカー市場で存在感を強めている。