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 印刷 2019年07月10日デイリー版3面

主要FW5社/7カ月連続マイナス。輸出重量6月32%減。アジア低調響く

表・グラフ

 航空貨物フォワーダー(FW)主要5社の6月の日本発輸出航空混載重量は、前年同月比32%減の4万6600トンだった。けん引役のアジア向けが低調に推移したことで、全体では7カ月連続の減少となった。一部地域向けにスポット出荷があり、米州は近鉄エクスプレス、西日本鉄道がプラスに転じた。

 主要5社は日本通運、近鉄エクス、郵船ロジスティクス、西鉄、阪急阪神エクスプレス。5社の業界シェアは輸出重量で6割、輸入件数は5割強。

 方面別の輸出重量でみると、TC1(米州)は日通が5割弱の減少、阪急阪神エクスが4割減、郵船ロジが1割のマイナス。

 日通では前年同月にあった自動車関連や機械関連のスポット輸送の反動減により、米中西部や米南部が大きく落ち込んだ。また、阪急阪神エクスでも、米中西部、米西部、米南部が4-6割減少した。郵船ロジは自動車関連の取り扱い減で米中西部、米北東部が前年を下回った。

 TC2(欧州)では、日通が半減、ほか4社が2-3割減少した。地域別では、域内トップのドイツで自動車関連の荷動きが鈍く、全社がマイナスに。ベネルクス3国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)も前年同月にあった自動車や航空機関連などのスポット輸送の反動減で日通が8割弱のマイナス、近鉄エクスが3割減、郵船ロジが2割減と軒並み前年割れとなった。

 TC3(アジア)は、阪急阪神エクスが半減したほか、日通、近鉄エクスが3割前後のマイナス、西鉄が2割減、郵船ロジが1割超のマイナスにとどまった。地域別でみると、東アジアは中国で全社が前年割れ。日通、近鉄エクス、阪急阪神エクス、西鉄が3-4割減、郵船ロジが1割減少した。

 東南アジアは、各社低調に推移した。前年同月に好調だった自動車関連や半導体・電子部品の荷動きの反動減により、タイで阪急阪神エクスが7割減、日通、近鉄エクスが4割前後の減少とそれぞれ落ち込んだ。インドネシアも日通が7割減、近鉄エクス、西鉄が4割減と低迷した。

 輸入件数は10%減の9万7700件と7カ月連続で減少した。