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 印刷 2019年06月27日デイリー版2面

バラスト装置/USCGの型式承認、取得メーカー18社に

 USCG(米沿岸警備隊)の型式承認を取得したバラスト水処理装置メーカーが拡大している。25日付で1社が承認を受け、足元では18社に達した。

 18社目は英Cathelco(キャテルコ)。USCGのマリン・セーフティー・センターがウェブ上で取得、審査の状況を公表した。同社の装置「エボリューション」は、フィルターと紫外線(UV)でバラスト水を処理する。

 これまでに承認を受けた18社のうち、欧州舶用メーカーのバルチラ・グループ、スウェーデンのアルファ・ラバルがそれぞれ複数の装置で取得している。18社の装置の処理方式は、電気分解、UV、薬剤注入がベース。各方式ともフィルターによるろ過が前提となっているが、韓国テクロスの電気分解方式の装置、米エンバイロクレンズの電気分解・薬剤注入方式の装置は共にフィルターレスだ。

 取得メーカーの国籍は欧州が多いものの、アジア勢もじわり拡大している。韓国ではテクロスのほか、サムスン重工業、現代重工業、パナシア、中国もサンルイ(青島双瑞海洋環境工程)、ヘッドウェイテクノロジー(青島海徳威科技)がそれぞれ承認を得ている。

 日本では2018年11月、JFEエンジニアリングが初めて取得したほか、三浦工業が現在審査中となっている。