2019 日本コンテナ航路一覧
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 印刷 2019年05月16日別版特集10面

バリシップ特集】中国塗料:船底塗料/市場最強、防汚・耐フジツボ性。国産チョックライナーも出展

フジツボ付着の仕組み
フジツボ付着の仕組み

 中国塗料は、1917年に広島で創業して以来、100年以上にわたり船舶用塗料の開発、製造・販売を行ってきた。同社では、船主、造船所による実証評価を製品にフィードバックすることで、より良い製品への改良・開発に常にチャレンジしている。

 近年、GHG(温室効果ガス)排出削減へ向けて、内航船・外航船ともに低燃費性能への要求は高まっている。特に外航新造船ではEEDI(エネルギー効率設計指標)フェーズ2およびフェーズ3への対応などが必要となっている。また、年々上昇を続ける海水温度、豪雨や台風による沿海海水の富栄養化など海洋環境の変化は近年著しく、海洋生物の活性も高まっている。同社によると、船底防汚塗料の役割もその重要性を増しているという。

 バリシップ2019は出展製品として、海外で試験販売していた外航船向け低燃費型亜酸化銅フリー防汚塗料「SEAFLO NEO CF PREMIUM」の国内正式販売を案内する。塗膜表面平滑化技術に加えて、これまでに培われてきた加水分解ポリマー技術と耐フジツボ性に優れた新規防汚剤「selektope(R)」とをプラスすることで驚異的な静置防汚性を発揮し、より低稼働および長期停泊が想定される船舶に最適となっている。また、この防汚剤を採用した内航船向け防汚塗料新製品「シープレミア 3000 PLUS」も同時に出展する。

 船底防汚塗料のほか、流動性が高く充填(じゅうてん)作業性に優れるMAN Energy Solutions社の認証を受けた国産チョックライナーである2液型無溶剤エポキシ樹脂充填材「CMPライナー ブルー」を出展する。これは、高い強度と長期耐久性により機器をガッチリ固着することができる。また、VOC(揮発性有機化合物)排出量削減に貢献する新規の環境対応型超薄膜ショッププライマー「CMPセラゼウス」を紹介する。

 バリシップ2019では、以下の2件の出展社プレゼンテーションを予定している。

 5月23日(木)午後2時20分―2時50分、展示会Aゾーン(テクスポート今治)2階のセミナー会場Aで、「比類なきパフォーマンス/革新的防汚技術を用いた長期停泊にも対応可能な環境対応型防汚塗料」と題して、内航・外航船向け防汚塗料新製品を紹介する▽5月24日(金)午後3時―3時半、展示会Aゾーン(テクスポート今治)2階のセミナー会場Aで、「国産という選択/機器据付け用チョックライナー『CMPライナー』」をテーマに技術者によるテクニカルプレゼンを行う。