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 印刷 2019年05月15日デイリー版3面

近鉄エクス/4月輸出重量16%減。欧州・アジア2割減

 近鉄エクスプレスの4月の日本発着航空貨物取り扱い実績は、輸出重量が前年同月比16%減の1万1741トンと5カ月連続で減少した。欧州、アジアが2割減と落ち込んだ。ドイツ、ベネルクス3国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)がマイナスに転じたことで、欧州は前月(3%減)からマイナス幅が拡大。アジアは特に東アジアでのマイナスが響いた。

 方面別では、TC1(米州)が0・6%減の2948トン、TC2(欧州)が20%減の2125トン、TC3(アジア)が20%減の6666トン。

 TC1の減少は3カ月ぶり。米中西部、米西部が前年並みで推移したが、前年同月にあった機械関連のスポット出荷の反動減で米南部が28%減少したことが響いた。

 TC2の減少は19カ月ぶり。前年同月にあった自動車関連、航空機関連の反動減などにより、ベネルクス3国が37%減と域内物量を下押し。ドイツ、英国もマイナスで推移したほか、その他欧州は36%減と低迷した。

 TC3の減少は5カ月連続。東アジアは中国が31%減、香港が16%減、韓国が7%減と軒並み落ち込んだ。台湾は年明けから続いていた半導体製造装置の取り扱いが4月に終了したことから15%減少した。東南アジアはシンガポール、インドネシア、フィリピンが3-4割近く減少。タイ、インドも2桁のマイナスだった。

 輸入件数は3%減の2万8578件と4カ月連続で減少した。