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 印刷 2019年05月15日デイリー版2面

シェル/自社船で適合油トライアル実施。6月から潤滑油も販売

 英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは13日、自社保有のタンカーで船舶SOX(硫黄酸化物)規制に対応した硫黄分0・5%以下の規制適合油のトライアルに成功したと発表した。規制適合油の販売を開始したほか、6月から適合油に対応した潤滑油の販売も始める。

 シェルは同社が保有する5万重量トン級のMR(ミディアムレンジ)型オイル・ケミカルタンカー「シルバー・カロリン」で、新しい規格の燃料となるVLSFO(低硫黄油)のトライアルをシンガポールで実施。問題なく使用できることを確認した。

 シェルは自社船以外でも規制適合油のトライアルを実施している。

 世界の主要港でVLSFOを船主に19回提供し、エンジンに不具合がないことや、乗組員への負担が増えないことを確認した。今後、米ニューオリンズ港、蘭ロッテルダム港、シンガポール港でも、同様のトライアルを行う予定だ。

 また6月1日からシンガポール港でVLSFOを使用する2ストロークエンジン向けにシリンダーオイルの提供も開始する。7月1日からは他の主要港でも提供を始める計画としている。