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 印刷 2019年05月14日デイリー版1面

マースク/欧州航路復活で記念式典。横浜港で

横浜に寄港した「マースクEUREKA」
横浜に寄港した「マースクEUREKA」
西山・マースク北東アジア地区CEO(前列左端)、林・横浜市長(前列左から2人目)、藤木・横浜港運協会会長(同3人目)
西山・マースク北東アジア地区CEO(前列左端)、林・横浜市長(前列左から2人目)、藤木・横浜港運協会会長(同3人目)

 デンマーク海運最大手マースクは12日、横浜港南本牧埠頭で「アジア-欧州航路横浜寄港再開記念式典」を開催した。横浜から欧州直航サービスの就航再開は3年ぶり。同式典にはマースク関係者のほか、林文子横浜市長や同市港湾局、横浜港運協会の藤木幸夫会長らが来賓として出席した。主催者としてあいさつしたマースクの西山徹・北東アジア地区最高経営責任者(CEO)は、「今回の欧州サービス再開で、寄港する横浜港だけでなく、日本市場における責務を改めて認識したところ」と述べ、マースクとして日本市場を重視していく姿勢を強調した。

 式典にはこのほか国土交通省の下司弘之港湾局長、三菱倉庫の藤倉正夫社長、自民党の伊藤忠彦衆議院議員、フレディ・スヴェイネ駐日デンマーク大使らも出席した。

 マースクはMSCとのコンテナ船アライアンス「2M」の枠組みにより、今年春の北欧州・地中海航路改編に伴って5月からの北欧州サービスの横浜寄港を再開した。

 寄港を再開したAE1は、北米航路TP6と接続した北米-日本・アジア-北欧州の振り子サービス。1万3000TEU型が投入されており、今回横浜に寄港した「マースクEUREKA」は2010年竣工の1万3000TEU型。

 AE1は横浜を出港後、中国・海峡地を経て北欧州のフェリクストウやロッテルダム、ブレーマーハーフェンなど主要欧州港をカバーする。横浜からの北欧州直航サービス復活により、日本からの輸出だけでなく、日EU(欧州連合)・EPA(経済連携協定)発効による輸入増などへの対応も期待されている。