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 印刷 2019年05月09日デイリー版7面

五管本部/海上保安、最前線に挑む。神戸・姫路に女性幹部誕生

左から柴田課長、天野船長、白神船長、薬師寺機関長
左から柴田課長、天野船長、白神船長、薬師寺機関長

 第五管区海上保安本部の神戸、姫路両海上保安部に今春、4人の女性幹部職員が誕生した。4月25日に同本部(神戸市中央区)で会見し、現場の最前線に挑む意気込みを語った。

 4月1日付で就任したのは、姫路海保の柴田理香警備救難課長(40)と巡視艇「ひめざくら」の白神夕紀船長(33)、神戸海保の巡視艇「はるなみ」の天野優香船長(29)と同「なだかぜ」の薬師寺紀子機関長(48)。

 全国で初めて海上保安大卒の女性警救課長に就任した柴田さんは「改めて責任の重さを感じる。仲間と協力し姫路の海の安全を守りたい」と話し、五管本部で初めて小型巡視艇の女性船長の白神さんも「身の引き締まる思い」と意気込む。

 天野さんは「海猿」で評判になった潜水士が乗船する五管本部初の巡視艇船長に。「彼らの士気が下がらないよう努めたい」と語る。小型巡視艇の女性機関長としては五管本部初となる薬師寺さんは「乗組員と船の安全をベースに、乗組員と一緒に成長していきたい」と話した。

 海上保安庁の1万4000人余りの職員のうち、女性は約980人。五管本部では1103人のうち75人が女性で、「最近は増加しつつあるが、まだまだ全体の7%程度」(五管本部)という。柴田さんらは「いろんな機会に海保の職場・活動を知ってもらい、後輩が続いてほしい」と呼び掛ける。