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 印刷 2019年04月22日デイリー版1面

出光タンカー/「アポロ・エナジー」竣工。VLCC船隊14隻に

名村造船所で竣工した「アポロ・エナジー」
名村造船所で竣工した「アポロ・エナジー」

 出光興産は18日、名村造船所・伊万里事業所(佐賀県)で17日に、最新鋭のVLCC(大型原油タンカー)「アポロ・エナジー」の竣工式が開催されたと発表した。出光興産子会社、出光タンカーのVLCC船隊は14隻(管理船5隻、定期用船9隻)になった。

 竣工・命名式には、出光興産の木藤俊一社長、名村造船所の名村建介社長ら関係者が出席した。

 新造船は出光興産の100%子会社である出光タンカーが、2016年に発注した31万重量トン級マラッカマックス型VLCC。

 名村造船所が独自開発したプロペラ前方の整流装置NCFや超燃費削減型の船底外板塗料などを採用し燃費削減を図ったほか、乗組員の生活環境にも配慮した。

 保守整備作業を容易にする新技術も導入。20年間の長期使用を目指して、無線・航海計器が故障した際に陸上から不具合部位を特定できる監視システムを搭載した。

 出光興産は4月1日付で昭和シェル石油と経営統合。「アポロ・エナジー」は、統合後、初の新造船になる。

 本船の主要目は全長338・95メートル、幅60メートル、深さ28・5メートル、喫水21・075メートル。総トン数は15万9984トンで、航海速力は約15・5ノット。