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 印刷 2019年04月15日デイリー版1面

日立造船/青森沖で洋上風発。25年以降、50万キロワット・最大125基

 日立造船は12日、風力発電専門企業エコ・パワー(本社・東京都)と青森県西北沖での洋上風力発電の設置・電力卸売り・運営に向けた合同会社を設立したと発表した。2025年以降の予定で発電出力50万キロワット、最大125基の風車設置を予定する。

 日立造船とエコ・パワーが設立したのは「青森西北沖洋上風力合同会社」(大阪市、資本金1000万円)で各50%出資。設置エリアは青森県西北地域の北津軽郡中泊町、五所川原市、つがる市西津軽郡鰺ヶ沢町の沿岸域と沖合を予定する。

 洋上風力発電を巡っては今月施行の「洋上新法」が普及拡大の起爆剤として期待されている。同法により、発電ポテンシャルの高い一般海域(領海・内水のうち漁港・港湾区域などを除く海域)の利用環境が整い、FIT(エネルギー固定価格買い取り)制度の認定を受けた洋上風力プロジェクトが最大30年間の占用許可を得る道筋が開いた。

 現在、日本の周辺海域で計500万キロワット超の洋上風力プロジェクトが計画されており、海事産業には洋上での据え付け作業や工事サポート、ブレード(羽根)やタービンなどの海上輸送、メンテナンスなどの新規ビジネス創出が期待されている。