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 印刷 2019年04月12日デイリー版3面

国交省海事局/アルコール検知器運用など情報共有。飲酒対策検討会

飲酒対策検討会
飲酒対策検討会

 国土交通省海事局は11日、同省内で「海運分野での飲酒対策に関する検討会」の2回会合を開き、アルコール検知器の運用方法などの情報共有や、海運分野の飲酒対策の方向性を議論した=写真。

 会合に先立ち水嶋智海事局長が、昨年12月に事故を起こした「にっぽん丸」を所有する商船三井客船が再発防止策を取りまとめた是正報告書を提出したことを述べた上で、「他業界でも飲酒に関する不適切事案が発生し、社会から厳しい目を向けられている。海運分野でも安全に対する信頼を回復させるために適切な飲酒対策をしっかりと導入していく必要がある」と強調した。

 検討会ではアルコール検知器協議会からヒアリングを実施した。アルコール検知器の品質維持を目的とした検定制度について説明した。

 検定制度では検知器の基本的運用方法を盛り込んでおり、「アルコール検査前は飲酒、口腔内の影響を避けるために、検査前には必ずうがいすること」「飲食後から検査までの時間は各メーカーの指示に従うこと」など説明した。このほか、検知の定期的なメンテナンスを求めた。