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 印刷 2019年01月28日デイリー版2面

MariTech 海事未来図】損保ジャパン日本興亜/外航貨物保険にAI導入。設計ツールに活用

 損害保険ジャパン日本興亜は25日、外航貨物海上保険のプラン設計、保険料計算を行うAI(人工知能)を開発したと発表した。今年10月をめどに、保険設計ツールの活用を開始。2020年度中に、全国の代理店にも展開する予定だ。

 外航貨物海上保険は、国際貿易で海上・航空輸送される貨物の損害を補償する保険。専門性が高く、保険引き受け時には輸送する貨物の種類、貿易ルート、貨物ごとのリスクに応じた保険設計を行う必要がある。これまで専門的なノウハウを有する社員が主に保険設計を行っており、顧客のニーズを捉えた最適な保険設計に一定の時間を要していた。

 損保ジャパン日本興亜では、この課題を解決するべく、24時間オンライン上でプラン設計や保険料計算が可能なAIを開発。タブレット端末などを利用し、利用者に迅速に保険提案できる体制を整え、提案内容の高度化と迅速化を同時に実現する。

 グループ会社SOMPOリスクマネジメントがAI開発を担当した。損保ジャパン日本興亜が有する外航貨物海上保険での約800万件に及ぶ過去の契約データをAIに機械学習させることで、独自のアルゴリズム分析で事故発生確率や事故発生時の損害額などを予測。最適なプラン設計・保険料計算、見積書提案までの一連の作業を機械化・自動化する。