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人材特集2020
 印刷 2019年01月11日デイリー版2面

MariTech 海事未来図】ノルウェー政府/自動運航船開発を後押し。燃料電池で炭素排出ゼロへ

 ノルウェー政府は自動運航船開発プロジェクトを後押しする。「シーシャトル」プロジェクトはポーランドとオスロ・フィヨルド湾を結ぶ航路に就航する自動運航コンテナ船の開発を目指す。炭素などを大気中に排出しない「ゼロ・エミッション」も標榜(ひょうぼう)。動力として燃料電池を想定し、ノルウェー港湾で水素を供給する。ノルウェー政府は同プロジェクトに600万ユーロ(約7億4700万円)を支援する。

 アイスランドに本社を置く欧州複合輸送グループのサムスキップが、ポーランド-ノルウェー間の船舶運航を手掛ける主要パートナーとして参加することが決まった。

 欧州物流コンサルタントのフローチェンジ、ノルウェーの舶用メーカー大手コングスベルグマリタイム、水素技術プロバイダーのHYON、コングスベルグとウィルヘルムセン・グループの合弁で自動運航ソリューションを開発するマスターリーなども参画する。

 サムスキップでは「持続可能な次世代近海輸送に関するプロジェクトを主導する立場に立てることを誇りに思う。燃料電池と自動運航技術の組み合わせが鍵となる」とコメントしている。

 現在、欧州域内で行われているトラックとフェリーを組み合わせた複合輸送との競合を視野に入れており、自動運航船が商業運航されれば、ノルウェー港湾を通過する1日2000台以上のトラックによる輸送を取り込む考えだ。

 シーシャトルは、産業の気候変動への影響を低減するためにノルウェー政府が進める「PILOT-E」に含まれる6つのイニシアチブ(行動計画)の一つ。PILOT-E全体での予算総額は1億ユーロを超えるという。