2019 日本コンテナ航路一覧
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 印刷 2018年01月18日デイリー版3面

栃木県/イチゴを輸送試験。マレーシア向け、包装検証へ

 栃木県は15日、同県産のイチゴの輸出拡大に向け、マレーシアへの輸送試験を始めた。2品種・16パックを4種類のパッケージで輸送し、19日、現地でパッケージごとに品質を確認。荷傷みを減らすための輸送方法を検討する。

 同県が東南アジア向けでこうした輸送試験を実施するのは初めて。対象のイチゴの品種は「スカイベリー」(真岡市産)と「とちおとめ」(益子町産)。

 15日、JAはが野の真岡流通センター(真岡市)から出荷され、同日成田空港で航空機に搭載。16日朝、クアラルンプール国際空港に到着した。

 輸送に使ったパッケージは、国内販売用の通常の包装容器▽フィルム素材を使用し、イチゴを宙吊り状態にできる「ゆりかーご」▽ふた付きの「ゆりかーご」▽ウレタン素材の「ホールトレー」-の4種。それぞれ、航空輸送による長距離輸送の影響を調べる。

 栃木県はイチゴの生産量で日本一。ただ、福島第一原発の事故以降、日本からのイチゴの最大の輸出先である香港などでは、栃木県産を含めた農水産物の輸入が規制されている。県は東南アジアへの輸出拡大に取り組んでいるが、荷傷みや鮮度保持が課題になっていた。