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2016年03月15日 デイリー版6面
【ソーシャルイノベーション日本財団の挑戦】(31):国内事業開発チーム・芳川龍郎「夢の奨学金」/諦めず3重ハンディ克服を
日本財団は4月、奨学金制度をスタートさせる。その名も「夢の奨学金」。対象は事情があって家族と暮らせなかった、いわゆる社会的養護出身の若者だ。社会的養護の子は原則として18歳を迎えると、児童養護施設や里親家庭など、それまで暮らしていた場所から出て行くことが求められる。こうした若者は全国で毎年1800人ほどいるが、多くが住居費や生活費を捻出するための就労を余儀なくされている。経済的な理由に加え… 続きはログインしてください。
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