日本造船所、線表確定 じわり進展。新造商談〝秋の陣〟、先物納期で発注検討も
日本造船所はブーム期以来の先物まで進んでいた線表を新造商談〝秋の陣〟でじわりと伸ばしている。主要各社はドライ市況が復調した10月以降、主力の中小型バルカーで一定の受注を進め、2026年船台をほぼ完売。複数社が27年半ばまで線表を確定し、一部の工場は28年船台に入った。商談の主戦場となっている27年前半納期では、足元での船価高もあり大部分の船主が発注は様子見姿勢。それでも船台が徐々に埋まる中、新造…
日本造船所はブーム期以来の先物まで進んでいた線表を新造商談〝秋の陣〟でじわりと伸ばしている。主要各社はドライ市況が復調した10月以降、主力の中小型バルカーで一定の受注を進め、2026年船台をほぼ完売。複数社が27年半ばまで線表を確定し、一部の工場は28年船台に入った。商談の主戦場となっている27年前半納期では、足元での船価高もあり大部分の船主が発注は様子見姿勢。それでも船台が徐々に埋まる中、新造…